新技術・新工法 ─ PRC構造 ─
張出し架設PRC2主桁橋
概要

張出し架設PRC2主桁橋は箱桁断面の下床版の一部を削除した構造です。この形式では自重の軽減による下部工への負担が軽減され、上下部工費の縮減が可能となり施工の合理化が可能となります。
特徴
○2主桁断面の採用
設計上可能な範囲で箱桁断面の下床版を削除することにより、一般的な箱桁橋に比べて主桁自重を軽減できます。箱桁断面に比べ、ねじり剛性が小さいため、直線橋に適しています。
○PRC構造の採用
PRC構造の採用によりPC鋼材量を削減できます。
○架設工法
張出し工法を採用することにより、桁下条件に左右されない施工が可能となります。
○コスト縮減
直線橋で支間長90m程度以下の橋梁においてコスト縮減が可能となります。
施工方法
■押出し架設




